ここがすべてのはじまりでした

敷居が高かったホームページ制作

ホームページをつくろうと思ったとき、
最初に考えたのは、「自分でつくれば安くできるのではないか?」という
ことでした。
ネットを探せば、オシャレなホームページのテンプレートが入手できます。
素材集も安く販売しています。
「これを使えば何とかなるんじゃない?」
そう思って挑戦したことのあるのは、私だけじゃないはずです。

マニュアル本片手にホームページビルダーに挑む日々。
3日かかってできたのは、イメージとは程遠い、なぞのサイト。
「とてつもなくダサい・・・」

がんばって勉強すれば、多少のスキルは身につきます。
でも表面的なことができるようになっても、足りないことがどんどんでて
きます。

バナーの作り方がわかっても、
デザインセンスがなければダサいものしか作れず、
リンクを張れるようになっても、リンク先のページを作る時間はなく、
線を1本入れただけなのに、なぜかレイアウトは崩れ、
修正したつもりが、どうにもならなくなっていました。
そして分かったのは、「私にはできない」ということでした。

そして思ったのです。
丸ごと外注するほどではない。
必要なパーツだけを作ってくれる人がいれば便利なのに。
新しいページだけ、作ってくれる人がいるなら頼みたいのに。
でもそんな都合のいいサービスはありませんでした。

新しい挑戦と増員のジレンマ

私たちは、本業であるネットの広告代理店と両立して、
ファッション系の通販をしていたことがあります。
小さくスタートし、紆余曲折はありながらも
売上は上がっていったのですが、
それに比例して、仕事の量は増えていきます。

例えばサイトを作っていたのはプロのデザイナーたち。
最大で9人のデザイナーとコーダーが、
日々サイトの更新を担当しました。
できたサイトのクォリティは高かったと思います。
ショップの売上も上がりました。

でもその人件費は、大きな負担 でもありました。

人が増えれば、それを管理する役割も必要になります。
決して後ろ向きではないにしろ、意見の対立もでてくるもの。
気づけばその調整に多くの時間が割かれ、
方向転換にも時間と労力がかかるようになっていました。

さらに大きく伸びるには、増員が欠かせない。
そう思ったとき、いろいろなジレンマが頭をよぎるようになりました。

ホームページに限らず、必要なスキルを必要なときにだけ頼むことはできないのだろうか?
世の中で、アウトソーシングという言葉をちらほら聞くようになった頃、
それを最も必要としていた私たちは、そのシステムを使うことができませんでした。

何とかならないのか?
その思いは日に日に強くなっていきました。

陽の目を見られないクリエイターとの出会い

そんなある日、以前一緒に仕事をしていたデザイナーに
再会する機会がありました。
彼女は30代の前半まで編集プロダクションで紙媒体のデザインを担当し、
その後、WEBデザインも勉強。チーフデザイナーとして活躍した人でした。

さぞ活躍しているのだろうと思いきや、
華々しい過去とは反対に、「仕事がないからバイトしてる」と言ったのです。

結婚を機に独立。
子どもが生まれ、1年間の育児休暇を経て、
仕事復帰しようとしたら、時間の制約や営業経験のなさもあり、
やらせてもらえる仕事がないというのです。

「それだけのスキルがあれば、どこでも働けるんじゃないの?」
そう言った私に彼女はいいます。
「家事も育児もやりたいから、長く外に出る仕事はしたくない」

その考えには納得です。
生き方は、人それぞれ。
「育児をしながら働くこと」を選択している人が増えましたが、
その「働き方」は多種多様。

フルタイムに働くことだけがすばらしいわけではありません。
それぞれの環境でできることをすればいいはずです。
でもその環境のために、持っているスキルや
センスが埋もれている現状には疑問を感じます。

彼女がやっているのは、以前の編プロからたまに来る
イラストやデザインの仕事を少し。
あとはファーストフード店でのアルバイトです。

空いた時間にはイラストを書き、無料の素材サイトにアップロード。
たまにつけられる「お気に入り」に喜ぶ日々。
そして思うのだそうです。

「やっぱり私は、デザインやイラストを書く仕事が好き。
再びこれを仕事にする日はくるんだろうか?」

新聞や雑誌を見れば、
「ネット環境があれば場所や時間を問わずに仕事ができる」
「いつでも、どこでも、仕事ができる」
そんな言葉を目にします。

そのたび私は思うのです。
「そんなのウソだ・・・」

確かにそれを実現している人はいます。
そして世の中には、その才能を求めている会社やお店もあり、
積極的にアウトソーシングしています。

でも、スキルを使って稼ぐ方法を模索している人と
外注というスタイルで仕事を請けてくれる人を探している会社やお店は
なかなかめぐり会えないのです。

それは私の経験が立証していること。
これは何とかするべきなんじゃないか?
いや、私たちが何とかしたい!
いつの日か、そんな風に考えるようになっていました。

フリーランスの現状は明るくない

今、フリーランスをとりまく環境には、大きな問題があります。
ひとつは、安定して仕事を受けられないということ。
たとえ大きな案件を受注しても、それに集中することは難しい。
なぜならその仕事が終わっても、次の仕事が決まっていなけば、
それは収入がないということ。
だから仕事をしつつ、次の仕事の営業をしなくてはならないのです。

その営業は、アポを取って企画を持ち込んだり、
クライアントに御用聞きをしたり。
時間も労力もかかるため、誰でもができることではありません。

そのため多くのフリーランスは仕事の話があると、
無理をしてでも受注したいと考えます。
「がんばります!」と勇んで受注したものの、
結局寝る時間もなく、必死になっても
制作物のクォリティは下がってしまう。
そして信頼を失い、疲弊していってしまうのです。

一方クライアント側は、フリーランスに仕事を依頼したいと思ったとき、
「誰かの紹介」や「個人的つながり」で
依頼先を決めることがほとんどです。
その人が持つスキルが十分なものか?
センスは自社にあっているのか?
そんな予備知識もないままに、他との比較をすることもなく依頼をします。

その結果、「こんなこともできないの?」
「求めていることはコレじゃない」
そんなストレスが生じます。

この現状は、誰が幸せなのでしょうか?
ムリをして疲れるクリエイターと、
求めるクォリティのものを手にできなかったクライアント。
この構図は、どちらも不幸なものです。

クライアントは、必要なときに仕事の募集ができ、
対応可能なフリーランサーの中から、最適な人を選んで依頼できる。
仕事を求めるクリエイターは、いつでも仕事を探すことができ、
条件にあったものに、どこからでも応募できる。

そんな便利な場所があれば、双方がうれしいはず。
そんな場所に、コンテンツパークがならなければと思っています。

フリマとマッチング どっちもあるからいい

クラウドソーシングが注目を浴びる現在。
私たちは、もう一歩踏み込んだスタイルが
必要なのではないかと思っています。

クリエイターの中には、ビジネスマッチングで
積極的に受注したい人もいれば、
空いた時間にマイペースに仕事をしたい人もいるでしょう。

クライアントには、丸ごと外注したいところもあれば、
素材やコンテンツさえあれば、あとは何とかなる
というところもあるでしょう。

多くのクリエイターが、「やりたい」ことをやれる環境。
多くのクライアントが、「ほしい」を便利に叶える環境。

そのためには、
フリマとマッチングの両方ができる場所が必要だと考えました。

例えばクリエイターは、ビジネスマッチングの仕事を探しつつ、
空いた時間は、フリマで売るための素材をつくれます。
もちろん、仕事を探すだけ、素材を売るだけでも大丈夫。
自分スタイルで仕事をすればいいのです。

クライアントは、必要に応じて素材を買ったり、
プロに仕事を頼んだりできます。
買った素材は自由に加工ができますが、
自分でできない人や時間がない人は、
そのクリエイターさんにセミオーダー
感覚でカスタマイズを依頼することができます。

フリーランスは安定のために、複数の収入源を確保するのが
成功の秘訣といわれます。
コンテンツパークなら、フリマとマッチングの両方から
収入を得ることができます。

クライアントは、人件費やそれに付随する固定費を心配することなく、
必要に応じて、案件ごとに人を募集し、
プロのスキルを活用することができます。

自分が欲しかったサービスを提供するサイトを作ること。
それが私たちの向かう方向です。

コンテンツパークが目指すところ

将来的な人材不足がささやかれる一方で、
自分らしい働き方やライフスタイルを求める人が増えてきました。
会社に雇われるのではなく、自由に働くという選択肢は、これからもっと一般的になってくるでしょう。
そんな新しい働き方や生き方を目指せる場所を、コンテンツパークは提供したいと思っています。

家事や育児のために、外にでて働けない主婦。
家業を継ぐために、地方にUターンした人。
突然、介護をしなければならなくなった人。
今の収入に満足できず、空いた時間で副収入を得たい人。
体調を崩し、長時間働くことが困難になった人。
夢の実現のために、たくさんの実績をつくりたい人。
定年退職をしてもなお、仕事を続けたい人。
やる気はあっても、やりたい仕事をするチャンスにめぐまれない障がい者。

新しい働き方を求めている人はたくさんいます。
「働く」ということは、誰かの役に立つということであり、
この上ない充実感を得られるものです。

たくさんの人にやりがいのある仕事をしてほしい。
そして人生を豊かにしてほしい。
コンテンツパークで、ひとりでも多くの人が、
「新しい自分を発見した」「充実した毎日を送っている」
と感じることができるように
私たちは全力をそそがなければと思っています。

住んでいる場所や仕事ができる時間に関係なく働くことは、
世界中の人が仕事に参加できることを意味しています。
日本人が作り出す繊細な感性やホスピタリティは、世界に求められています。
それはクールジャパンが世界に注目されていることでも立証済み。

でも残念ながら、今は限られた人だけしか世界で活動するきっかけを手にできません。
パソコンの向こう側に、世界中の人がいるのは事実ですが、
実際につながり、一緒に何かをすることは簡単ではありません。

コンテンツパークが、このきっかけの場となれば、大きな可能性を手にする人が増えるでしょう。
アイデアはあるけど、言葉の壁がある。
そう思う人は、それを超えさせてくれる通訳担当を巻き込めばいいのです。
ニーズにあわせて臨機応変な対応ができること。
たくさんの可能性を、現実のものにしていくこと。
それがビジネスマッチングの魅力であり、コンテンツパークの魅力でもあるのです。

コンテンツパークが成長することで、世の中うまく回るはず。

私たちは、縁でつながっています。
たくさんの縁が、コンテンツパークでつながること。
それが私たちの目指すべき場所です。